壁面からの雨漏り

S型セメント瓦による雨漏り
No.17074

Y様邸/2017年施工屋根葺き替え工事、外壁塗装工事、バルコニー防水工事

S型セメント瓦による雨漏り

 当社代表の小原の高校時代の同級生であるY様から、雨漏りと塗装のご相談をいただきました。早速、代表の小原とプランナーの三重野が現地調査にお伺いしました。Y様のお宅は、34年前に地元工務店で建てられたお宅で、屋根はセメント瓦、外壁はモルタル壁という仕様でした。

屋根からの雨漏りについて

 屋根はセメント瓦でS型瓦と呼ばれるタイプのものでした。S型瓦とは、「勾配がゆるくても葺ける」という間違った情報で普及してしまい(※建築業界ではよくあることです)、多くの雨漏り被害を出してしまった瓦です。
 瓦を葺くにあたって、屋根勾配は本来4寸勾配以上あることが望ましいのですが、Y様宅の屋根は3.5寸勾配でした。そこで今回は、3寸勾配以上の屋根であれば葺き換え可能な瓦をご提案いたしました。


施工前

施工後

塗装工事について

外壁塗装にあたっては、モルタル壁のひび割れに追従できる弾性塗料をご提案いたしました。

玄関天井や軒天井の木部塗装については、プロを名乗る業者でも誤った施工が多いことをお伝えした上で、木部保護に適した塗料選択、正しい施工方法について詳細にご説明させていただきました。


施工前

施工後
屋根の軒裏補修

 雨樋の不具合が原因で屋根の軒裏が傷んでいる部分があったため、木下地をやり直し、モルタル補修した後に塗装しました。


施工前

モルタル補修後

施工後
バルコニー塗装
 Y様宅にはバルコニーがあり、FRP防水が施されていました。一般的に、FRP防水とは、FRP(繊維強化プラスチック)を塗布して固めた後、FRPが劣化しないように上から保護のための塗装を行う工法です。
 Y様宅ではすでに表面の塗膜が剥がれ始めており、FRPの保護が必要な状態でした。そこで、4工程からなる塗膜防水を施すことを提案いたしました。

 トップコートが剥がれ、FRPが見えている状態


施工前

施工後
施工後のお客さまアンケートより

今回の工事について感じたこと
「事前にお話しを伺い、納得してからの工事でしたので安心してお任せでき、雨漏りから解放され有難いです。担当の方にも親切に説明して頂き、思った以上に満足しています。」

依頼から工事完了まで特に「良かった」と思うこと
「工事の方々は皆さん若く、元気で、明るく仕事をされていて、今後更に期待しています。」

 当社の施工にご満足いただけたこと、そして温かいお言葉をいただき、大変嬉しく思います。今後とも末永いお付き合いをお願いいたします。

施工担当者
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